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【松下塗料研究会】新製品「リノサーフ」を実際のマンション改修工事で使ってみました

2026年2月に発売された日本ペイントの新製品「リノサーフ」。

今回、マンション改修工事で実際に使用する機会がありましたので、メーカーが公表している特長と、現場で感じた使用感を材料屋・施工店の視点からご紹介します。


リノサーフとは?

リノサーフは、日本ペイントが開発した改修向けの水性微弾性サーフェーサーです。

従来の微弾性フィラーは、厚膜で施工することで下地調整やひび割れへの追従性を確保する製品が一般的でした。

一方、リノサーフは薄膜仕様でありながら、高い付着性や微弾性性能、透湿性を兼ね備えた新しいコンセプトの下塗り材です。

メーカーでは、省工程化や施工性の向上も特徴としており、改修工事での活躍が期待される製品となっています。


従来の微弾性フィラーとの違い

リノサーフの一番の特徴は、「厚く塗ること」を前提としない点です。

従来品は厚みを付けることで性能を発揮するものが多いのに対し、リノサーフは薄膜でも十分な性能を確保できるよう設計されています。

そのため、

  • 優れた付着性

  • 微弾性性能

  • 透湿性

  • 下地調整性能

をバランス良く備えながら、施工効率の向上も期待できます。


実際に使用して感じたこと

今回のマンション改修工事では、リノサーフを下塗りとして採用しました。

実際に施工して最初に感じたのは、止まりの良さです。

下地へのなじみが良く、ローラーでも扱いやすいため、ムラになりにくく安定した施工ができました。

また、作業性の高さも非常に印象的でした。

材料の伸びや扱いやすさのバランスが良く、施工中のストレスが少ないため、現場でもスムーズに作業を進めることができました。

下塗りは仕上がると見えなくなる工程ですが、その後の中塗り・上塗りの仕上がりを左右する重要な工程です。

今回の施工では、下地をしっかり整えることができ、安心して次の工程へ進められる下塗り材という印象を受けました。


すべての現場に最適というわけではありません

リノサーフは非常に魅力的な製品ですが、「新製品だからすべての現場で採用すべき」という材料ではありません。

建物の状態や既存塗膜、ご予算によっては、従来の微弾性フィラーや他の下塗り材が適しているケースもあります。

材料屋として大切なのは、新製品を勧めることではなく、その建物に合った材料を選定することだと考えています。


松下塗料研究会より

実際に現場で使用した印象として、リノサーフは「止まりの良さ」と「作業性の高さ」が特に印象に残る下塗り材でした。

今後もさまざまな現場で使用しながら、耐久性や

施工性について検証を重ね、材料屋ならではの視点で情報を発信していきたいと思います。

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