屋根の点検の味方ペガサスロッド!
- matsutoryou

- 11月6日
- 読了時間: 3分
今回は屋根の点検の味方、エバー商会様のペガサスロッドを借りて、使用感などを体験してみたいと思います。
🚀 ペガサスロッドのスペック情報
項目 | スペック |
最大長 | 約10m (GFRPパイプのみの場合:約7.5m) |
仕舞い寸法 | 約1.85m (上6段と下2段を分割した場合:約1.55m) |
重量(ロッドのみ) | 約3.5kg (GFRPパイプ、アルミパイプ) |
材質(ロッド) | 上6段: GFRPパイプ / 下2段: アルミパイプ |
カメラ装着条件 | ロッド先端部:自由雲台 / 取り付けネジ規格: 1/4-20UNC / 重量:300g以下のカメラ |
モニター装着条件 | 約120~190mm以内の スマートフォンまたはタブレット |
付属品 | タブレットホルダー (スマートフォン兼用)、腰ベルト、ロッド収納袋 |
💡 実際に使ってみようと思ったきっかけ
私たちが屋根の見積もりなどを行う際、様々な家の形や、近隣への配慮が必要になる場面が多くあります。
特に、ドローンが使えない環境や、より手軽かつ迅速な一次点検を行いたいと考えた時、このペガサスロッドこそが、一番手軽に屋根の点検ができる画期的なツールなのではないかと思い、今回試用させていただくことになりました。
ペガサスロッドのメリット
誰でも簡単に目視点検ができる
特別な技術や資格が不要。カメラをセットし、伸ばすだけで安全に屋根の状況を確認できます。
施主様も安心
昨今の点検商法のような、不安を煽る行為や「勝手に屋根に登られた」というトラブルが起きないため、施主様も安心して点検に立ち会っていただけます。
施主様と一緒の点検が可能
撮影した映像をリアルタイムで確認できるため、施主様にも破損箇所をその場で見てもらいながら説明ができます。透明性の高い点検が実現します。
家側への破損をゼロに
脚立や**スライダー(はしご)**を屋根や外壁にかけた際の、家側の破損や傷のリスクを完全にゼロにすることができます。
ペガサスロッドのデメリット
一方で、デメリットも正直にお伝えします。
目視しかできないため、点検能力が落ちてしまうところ
屋根に実際に登って点検したときと比べ、手で触れることができないため、浮いている瓦のグラつき具合や、細かなクラックの深さなど、触覚による点検ができません。
あくまでも「高精度な目視点検」として割り切って使用する必要があります。
📸 実際に使ってみた!写真とコメント


✅ 結論:ペガサスロッドは「一次点検の最強ツール」
エバー商会様のペガサスロッドを実際に使ってみて、その手軽さと安心感を強く実感しました。
もちろん、デメリットとして挙げた通り、最終的な詳細点検や、大規模な修繕が必要な場合は、足場を組んでの**「精密点検」**は欠かせません。
しかし、このペガサスロッドは、
見積もり前のスピーディーな一次点検
施主様への状況説明
スライダーがかけられない、環境が難しい現場
において、**極めて高い効果を発揮する「一次点検の最強ツール」**であると断言できます。屋根にのぼらないので、安全に状況を把握できるのが最大の魅力です。
点検の透明性と安全性の向上に繋がる、素晴らしい製品だと感じました。



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